【4月開始】畔蛸の岩がきの季節がやってきました！

春の陽気と初夏の訪れを感じる、旅行にぴったりな季節がやってきました。
相差では、この時期になると「畔蛸の岩がき」が始まります！

「畔蛸の岩がき」は、伊勢神宮にも奉納されているタグ付きのブランド牡蠣で、私たちの住む地方で珍重されています。大量生産が難しく全国的に流通していないため、聞きなれない方もいらっしゃるかと思います。

岩がきの特長であるプリプリの大きな身に、初夏の気候にぴったりの爽やかな味わい。
これから来る暑い夏に向けてパワーをくれる一品です。

畔蛸の岩がき

豊富な植物プランクトンや温度や塩分により、栄養価が高い美味しい牡蠣が生まれる牡蠣生産のメッカ「的矢湾」。牡蠣好きの方には有名な土地ですね。その中のひとつが「畔蛸町」の「的矢湾あだこ岩がき協同組合」により養殖されている「畔蛸の岩がき」です。真牡蠣の養殖を知り尽くした地元の漁師たちが集まり、他の地域では生産が難しい「天然採苗」の岩がきを養殖して出荷しています。

漁師の長年の経験が成せる仕事

岩がきの養殖で一番難しいのが「種かき」と呼ばれる牡蠣の幼生を帆立の貝殻に付着させる「採苗」という作業です。一般的には人工の水槽内で採苗させるのですが「的矢湾あだこ岩がき協同組合」では、人の手が掛かる「天然採苗」にこだわっています。「天然採苗」とは、帆立の貝殻に付着させる幼生を”天然の岩がき”から採苗する方法です。「いつ・どこで」採苗させるか、自然が相手の仕事は全て漁師の勘が頼りです。刻々と変化する海の状況を見極め、立派な岩がきになるまで辛抱強く育てる。常に自然と隣合わせに生きる漁師だからこそ成し遂げられる逸品なのでしょう。

海のスーパーフード

「的矢湾あだこ岩がき協同組合」から出荷される岩がきには、全てブランドタグが付けられています。生産者ごとにタグの色が分けられており、いつ誰が出荷したのかをしっかり管理しています。美味しい岩がきに対する品質への自信が伝わってきますね。「畔蛸の岩がき」は他の産地と比べると１年ほど養殖期間が短い「若かき」で、甘みが強く、ふっくらとしてクセのない味わいが人気の理由です。味はもちろんですが、タウリンや亜鉛、銅、ビタミンB群など、栄養豊富な岩がきは、身体に元気を与えてくれる海のスーパーフードでもあります。

地ビールと一緒にいかが？

この土地が誇る絶品食材。地ビールとの相性も抜群です。

重兵衛では、4月から「畔蛸の岩がき」を別注料理にてご用意予定です。数があれば、当日の別注もあります。

重兵衛へお越しの際は、ぜひ旬の味覚をご賞味ください。